大阪冶金興業ブログOsakayakin's Blog

「ものづくり」への挑戦で、新しい分野を切り開く

2022年01月05日

 ご安全に!

 いよいよ2022年がスタートしました。本年は大阪冶金にとって記念すべき年です。それは設立80周年を迎える年だからです。

 何度かこのブログでも申し上げてきましたが、当社の創業は1941年の10月です。太平洋戦争の2ヶ月前のことです。

 戦争という困難な時代でしたが、当社は設立当時から金属熱加工業で「ものづくり」技術を磨いてきました。そこから80年。様々な挑戦を試みながら、加工業から製造業へと業種・業態を広げて、今では医療分野や航空機産業分野においても「ものづくり」での社会への貢献を目指しています。

 何をお伝えしたいのかと言えば、それは当社は常に挑戦をし続ける会社であり、現在もそうであるということです。この挑戦する気持ちは大阪冶金の企業文化として誇るべきことの一つだと私は考えています。

 たしかに「ものづくり」には時間がかかります。たんなる知識や思いつきだけでは、質の高い製品を生み出すことはできません。そしてまた、同じことを繰り返すだけでは、時代のニーズに合った製品を作り出すことはできません。当社は時間をかけながら「ものづくり」の技術と設備の導入を積み重ねながら、新しい製造分野に挑戦を続けてきたのです。

 最近の傾向として、「ものづくり」は少し軽く見られているように感じています。ハードウエア、つまり「もの」よりも「ソフトウェア」の方が重要であるという風潮があると思います。確かにソフトの重要性はインターネットなどの生活を快適にするサービスからも想像できることですが。

 そこで、今一度再考する必要があると思っています。私は「ものづくり」こそ日本企業の真髄であると考えています。この考えは根本的には古びることはない現実だと確信しています。その思いを抱きつつ、設立80周年を迎える今年、大阪冶金は「ものづくり」企業として、さらに次なる100年を目指して挑戦し続けたいと強く望んでいます。

 2022年の初めに、常日頃、私が考えていることを伝えさせていただきました。


ご安全に!
ご健康に!