今年4月に始まった「EXPO2025大阪・関西万博」、すでに行かれた方も多いと思います。
さて、暑さが厳しさを増すこの8月、ついに大阪冶金の展示が始まります!
大阪冶金は、8月5日(火)~11日(月)にかけて、「大阪ヘルスケアパビリオン リボーンチャレンジエリア」に出展をします。
我々のテーマはふたつ。
まず、次世代の金属加熱技術で形にしたルビーを、和の心を象徴する茶道を通じて、日本の技術力と伝統をアピールします。金属は古来から、木炭・石炭・石油・電気とその加熱方法を進化させ、材料としての深みを増してきました。今回の次世代加熱技術は「電磁波」を利用したものであり、金属材料が新たなステージに進む可能性を秘めた技術になります。
次に、水素社会での実用化が期待される「関大合金シリコロイ(高ケイ素ステンレス鋼)」を最新の3Dプリンティング技術を駆使し、グリーンな社会の成長をイメージしたモニュメントでアピールします。「関大合金シリコロイ(高ケイ素ステンレス鋼)」は、今回の「リボーンチャレンジ」へ出展主体である関西大学と永年に渡り共同研究をしてきた材料です。金属は、鋳造や鍛造、そして新たな3Dプリンティング技術など様々な方式で形作られますが、それぞれ同じ形は作れますが、その材料特性は全く異なるものになります。近未来の水素社会で活躍が期待される金属を思うがままの形にし、その材料特性を最大限に引き出すのが我々の研究です。
1週間と短い展示期間になりますが、大阪冶金が日々進める研究開発の成果を、その一端でも感じていただければ幸いです。皆さまのご来場をお待ちしております!!!
ご安全に!ご健幸に!