ご安全に!
企業というのは、社会的な存在です。まず国という大きな器があり、その中に企業があります。そして、企業の中には、もちろん組織があり、社会があります。こうした意識は、日常ではなかなか自覚しにくいことではありますが、頭の片隅に置いておくことで日々の行動や意識に変化が起こります。
例えば、当社は他機関と連携する大きなプロジェクトの話を頂いておりますが、日本の産業競争力を高めることにつながるものです。当然、その視線も国家や国の将来といった大きなフィールドに向けられることになります。そのスケール感のある意識は、毎日の仕事に大きく影響すると思います。
そして、ここで大事なのは、それが担当者レベルの話であってはならないということです。担当者はあくまでその企業を代表する人間であり、そうした大きなお仕事も、実は社員全員が参加しているのだという意識を持つことが重要だと思います。
そのためには、普段から、会社という社会の出来事に関心を持ち、自分に磨きをかけることを怠らないようにするとともに、他の部門ともコミュニケーションをとりながら情報を収集し、マンネリ化せずにお仕事に取り組む必要があると思います。そして、自分がやっていることだけが仕事のすべてではない、会社として何に取組んでいるか、社会にどう貢献しているかそういうものの見方を持っていただきたいと思います。
当社では、8月1日にX-TAL(クリスタル)が商品として初出荷されました。加工業だった当社が、製造業になり、そして商品を造り、商いをする会社になってきたということは順調に世の中に貢献しつつあるように感じています。まず、自社で起きていることに関心を持ち、そしてそれが世の中にどのような貢献や影響を与えているか、そうした社会意識を持つことが重要であると思います。
ご安全に!どうもありがとうございました。