文学部総合心理科学科です。
専攻は学習心理学や行動分析学など動物を対象とした実験心理学でした。
大学時代は学習心理学や行動分析学のゼミに所属していて、卒業論文ではオットセイの認知研究をしていました。動物の認知研究は多くあるのですが、オットセイを対象にした研究はあまりなく、きっと今しかできないだろうと思ったので卒業論文のテーマに選びました。先行研究を基に研究計画を立て、本実験だけでなく予備訓練などのデータも取って分析をしなければいけなかったので、約１年以上、週に１～3度ほど水族館に通っていました。先行研究や前例が少なかったので苦労することも多く、結果的には上手くいきませんでしたが、今になってみると研究計画を考える時間や、訓練や実験の時間、オットセイの各個体の観察の時間などとても良い経験ができたと思います。
正直どの業界へ行こうか全く考えていませんでした。軸としては、地元で長く働ければそれで良いと考えていました。具体的にはイメージしていませんでしたが、ものづくりには漠然と興味を持っていたように思います。
そろそろ就活を本格的に始めようと思っていた時に、通学用のバスにはりまっちの広告があり、地元企業について知れるのではないかと思ったのが最初でした。そこから様々な企業を見ましたが、特に大阪冶金は社名から仕事内容がイメージできなかったので、どういう会社なのか気になって調べてみたのがきっかけでした。
まずは軸として考えていた地元ということと、見学の際に雰囲気の良さを感じたことが決め手となりました。私は就活を本格的に始めたのが少し遅かった上に自分のやりたいことが見つからなかったので、就職に対して少し諦めの気持ちを持っていましたが、ここでなら働いてみたいかもという気持ちがあったので入社することを決めました。今になって思うと、就活の開始が遅かったこともあって、やや焦って入社を決めた部分もありましたが、今では入社して良かったと感じる部分が多くあります。
自分の所属する部署だけでなく、様々な部署で研修を受けたので、様々な働き方をしている人がいることを知りました。品質保証部は独立した部署ではありますが、他部署との連携を取りつつ品質保証の視点であらゆる物事を見ていく必要があります。１つのことに対して、様々な人が様々な見方をすることが重要であるということを感じました。
「繋」です。
理由は上手くは言えませんが、業務の連携や部署間の交流を抜きにしても、社員同士の仲が良い様に感じたからです。意外なところで仲の良さを知ったり、業務上繋がりがなくても意外な交流が見られたり、人間関係を見てみると意外性が高いように感じました。
夢ほど大きなものではありませんが、憧れとしては強くて優しい人間になりたいと思っています。今はほとんど何も知らない状態でとても不安に感じることが多々あるのですが、そんなときにいつも先輩方が優しく教えてくださったり、フォローしてくださいます。私も先輩方のように強くて優しい人になって、今以上に会社の雰囲気を良くしたり、部署間の業務の連携を強めていけるきっかけにでもなれたらいいなと思っています。
大阪冶金で働くことは、今まで学んできた分野とは大きく異なり、何もかもが一からのスタートになりましたが、こんな私にでも何かできることはあるということに気付きました。例え自分に自信がなくても、何か一つでも自分の中に引っかかることがあれば、それを探求していくことは大事だと思います。やってみないとできるかできないかなんてわからないので、もし何かが気になったなら一度挑戦してみると良いと思います。
仕事の準備、メールチェック
今日の予定確認
製品の寸法検査
お昼ご飯
製品の寸法検査
検査結果のデータ入力、検査成績書の作成
日報の作成、明日の予定確認
休日には、習い事の箏と三味線をしています。どちらも習い始めて10年以上経ち、今年の6月には師範に昇格しました。
最終目標である大師範を目指して努力を続けていきたいと思っています。
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